2005年04月06日

#02 散歩

 あなたが時折、ぽつりと何かを言って、わたしは、ああとか、うんとか、相づちを打つ。
 なんとなく一緒にいて、同じ景色を歩いている。変わっていく空の色を、ゆっくり歩いて、一緒に見ている。

 紺青の空に、雲間から名残の光。だれかの帰りを待つ明かりが、家々に灯る時刻。
 春の夜の風が、散歩の二人を、包んでいる。
posted by bkntmrg at 23:53| Comment(0) | TrackBack(1) | scene | 更新情報をチェックする
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夕日が輝く
Excerpt: 何もない空が煌めいていた。... この空の向こうには、漆黒の宇宙が沈んでいる。
Weblog: tonetalk
Tracked: 2005-04-08 00:49
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