2008年07月11日

水底から浮かびあがる泡のよう

 それを考えてみたとしても、なにか良いことが起こるということはないのだ。だのに、人はどうして思うのだろう。愛というものについて。
 愛とはなんだろう。私の人生のうちに、その問いや、答えや、それともそのものが、幾度も現れたという気がする。そしてそれはいつも、音無く水底から浮かびあがる泡のようだった。
 愛とはなにか。問いとともに、幾つもの答えが水底からあらわれる。そして水面近くで、季節に沿って光をかえし、消える。手のひらに残るのは、ただ気配だけだ。愛というものに触れようとした、熱を持つ、その。
posted by bkntmrg at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 笹舟にのせて… | 更新情報をチェックする
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