2007年10月27日

やさしくふるえる

 『村下孝蔵メモリアルコレクション』 を手に入れました。
 村下さんの歌う童謡「赤とんぼ」「故郷」を聴けて、bkntmrg はしあわせ。

   ★
こころざしを はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷

 わたしは、思い出してしまいました。いつか、こころざしを立てたということ。或るこころざしを立てた瞬間のこと。
 今までも、忘れていたのではありません。忘れたいと思っていて、そして、忘れられなかった。
 そして、思い出してしまいました。
 四十にはまだ時間がありますが、本当は、わたしは既に、迷ってなんかいないのです。

   ★

 村下さんのやさしくふるえる声が、わたしの髪に触れ、頬に触れ、そして背をそっと押す。
 小雨降る午後、村下さんの歌う「故郷」を、ひとり、聴いていました。
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2007年10月17日

星の音

 風が吹いてきたのかなと窓を開けると、聞こえてきていたのは葉ずれの音ではなく、雨の音であった。
 久しぶりの夜の雨である。

 雨粒が、地をはねかえり、街灯のあかりにきらきら光るのを眺めている。
(ああ。あれは星だな)
 と、わたしは感ずる。
(星が降ってきているな)
 わたしは少し戯れている。
(昨夜あなたが見上げた星が、)
(……いま、わたしの街に降ってきている)

 窓を閉めきってはしまわずに、わたしは椅子に座り、ぼんやりとしている。
 夜の雨の音を聴いている。
 昨夜のあなたの星の音を。
posted by bkntmrg at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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